外壁塗装でなぜ3回も塗料を塗るのか?

2021.10.20

千葉県内を中心に塗装工事を行っている水野塗装です。
外壁がはがれてきたり、変色、退色が見られる際に再塗装を行っています。

外壁の再塗装は大体15年程度が目安とされています。

ただ、前回どのような塗料を使っているかによって、その耐用年数も変わってきます。

アクリルやウレタン塗料ですと、そんなに長い耐用年数を誇るわけではないので、15年経っていなくても塗装ムラ、剥がれが出てきます。

逆にシリコンやフッ素を使っていれば、かなり塗膜がしっかりと密着しているので、そう簡単に変色や塗装剥がれが起こることはありません。

前回どんな塗料を使っていたのか調べてみるのも良いでしょう。

そして実際に再塗装する場合、3度塗りが基本となります。
同じ塗料を3回塗るというより、下塗り用の塗料、中塗り用、上塗り用の塗料をそれぞれ用いる形です。

下塗りは密着性の高いものを使います。
密着性が高いと、下地材にしっかりと吸着します。

最初に塗る塗料はしっかりくっつくタイプじゃないと、雨水などの影響で剥がれてしまう可能性があります。
まずは下地を整える目的で下塗りが必要です。

そして中塗りは色を打ち消す目的もあります。
例えば、茶色から茶色の塗装というケースばかりではありません。

茶色からグレー、グレーから白というケースもあるでしょう。
いきなり正反対の性質の色を使うと、色がにじんできてしまうことがあるので、重ね塗りを行ってだんだんとその差をなくしていく作業が必要になってきます。

そして3回目でようやく希望した色の塗料で塗っていき、仕上げていきます。

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