ウレタン防水とFRP防水の違いとは?

2021.11.19

建物の防水工事を行う際、よく使われるのがウレタン防水とFRP防水です。
屋根や壁だけでなく、バルコニーやベランダ、テラスなどあらゆる箇所に使用できます。

それぞれ吹きかけるタイプの塗料なので、どんな場所でも使用できる点は共通です。
例えば、凹凸が気になるサッシ周りや雨樋周りなども散布することが可能です。
素材や形を問わず、使用できる点は大きなメリットです。

では、どんな違いがあるかというと、その性質に違いがあります。
ウレタンはポリウレタン繊維などで出来ていて、塗料として使用する際は若干シンナーのような独特な匂いがあります。

一方、FRP防水はガラス繊維でできているので、独特の匂いもありませんし、ガラスのように光沢を維持してくれます。
さらに水をはじく性質を兼ね備えているため、耐久性にも優れています。
どちらか選べるケースだったら、間違いなくFRP防水の方が良いでしょう。

建物で使用される防水塗料もほとんどがFRP防水になってきています。
FRP防水は自動車やバイクなどの金属製素材にも使用でき、表面を塗膜で覆ってくれます。

防水性、および光沢などの景観を考慮したら、こちらのFRP防水の方が効果が期待できます。

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